院長ブログ

S.O.バッハの部屋Ⅱ-20

2019/10/14


                            ラグビーワールドカップ観戦ツァーin北海道ーーーーーっ。Par t-2

                            イングランド(3位)vsトンガ(15位)
   2日目は、ホテルのビュッフェで海鮮(いくらのかけ放題・烏賊そうめんなど)を中心に腹ごしらえをして、地下鉄東豊線ですすき野の探索に出かけた。外へ出てみるとそこは寺町?大きな神社・寺が3・4集中していた。なれていないことも相まってか方向感覚全くゼロ。何とか狸小路・二条市場・三越周辺の繁華街を散策た。又、札幌の交差点も摩訶不思議。同じ交差点なんだけど正面の信号機には南1西4・右の信号機には南1西3と書いてある。何じゃこりゃ?銀座4丁目の交差点でなじんでいるものには・・・?
昼飯は、次男坊から教えられた『けやき』。ここでも30分ぐらい並んで味噌ラーメンにありついた。極辛を頼んだ関係でスープの味はわからず終い。ただ厚切りのチャーシューは絶品だった。

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 昨日の教訓から会場の30分前に到着し、場内に入ると直ちにうちのオバサンは昨日買えなかったオフィシャルグッズを求めて又列の中へ。1時間半ぐらい並んだ後ぶりぶり怒って席に来た。まだ30人ぐらい待っているが子どものラグジャとかぬいぐるみとか要らないものがわずかに残っているだけで主要のものは全て完売とのこと。「モーーーっ当分列には並ばない」とのことだ。
  さて席はというと、正面スタンドの前から11列目。大きく蹴り出されたボールが飛び込んできそうなところ。

サイコーの座席.jpg

   キックオフ前からビールの売り子が頻繁に回ってくる。ビールは十分。
 イングランドのナショナルアーンセムは、良く耳にする「ゴッドセーブザクィーン」で、トンガのものは、ワールドカップグラスでしか聞けないものだ。
 このゲーム自体以外での見所は、トンガのウォー・クライ(シピタウ)と自然発生的にわき起こり大合唱となる『スゥィートチャリオット』。どちらもチケット購入の理由・決め手のものだった。
 トンガ(シピタウ)は、日本では余りお面に掛かれないもので、今回は、ナショナルアーンセムの後、トンガのウォークライの準備・イングランドが受けて立つための整列をしている間に『スゥィートチャリオット』の合唱。それを終わらせるかのようにシピタウが始まった。
 紅いバラのエンブレムの白の軍団が肩を組み真一文字に整列するのに対し、紅い軍団が対峙するかのように3列に並び、まず皆で祈りのを静かに唱え、その後相手を威嚇するように力強く前進しながらのウォークライはなかなか迫力のあるものだった。

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   19:15に試合開始。トンガは、フィジー(重戦車の迫力ある突進)に比べ中・軽戦車(3番だけ関取)で《デカッ》と言うイメージは無かった。それでもひたすら直線的に前進突破を計り、分厚く守るのに対し、イングランドは、それら真っ向対峙し、さらに足の速いバックスでかき回す。キックで意表を突き空いたスペースへ蹴り込む・瞬発力とステップで狭い隙間を風のように通り抜ける。老練且つ狡猾な攻めと対戦車砲を前面に押し出し中戦車を真っ向受け止める分厚い守り。
   試合中、ここぞというところで自然発生する『スゥィートチャリオット』。ドームだからで無く響き渡る大合唱の渦の中にこの身がおけたと言う満足感でいっぱいだった。
   試合は、前半30分ぐらいまでは、キックで地域を獲得はするが、ボールを廻すとほぼゲインラインからズルズル後退させられる様に押されてはいたが、まずまず対等な試合運びだった。イングランドの35分位のトライを皮切りに後はほぼ一方的なものになった。イングランドがトライを取ったり、キックで加点したときも拍手喝采。トンガが上手く攻めたときは後押しをするかのような大歓声。ゴールライン間近まで攻め上ったときは凄かった。後半の半ばから攻め込んでいてノックオンなどボンミスで相手にボールが渡ったとき、又タックルが決まらずイングランドの攻勢を防ぎきれなかったときなどは、悲鳴とも落胆とも思える残念がる歓声。特にトンガがノーサイドの目安の80分過ぎてからのラストワンプレーで22メートルラインからゴール前5メートルの間の攻防はほぼ全員が判官贔屓で立ち上がり後押しする割れんばかりの声援だった。
  結果は、35対3だったが結果以上に大差が着いた印象を受けた。だが観客がただただボールの行方に反応し感動の渦の中にいるという幸せな時間だった。
さすがワールドカップ。ラグビーを堪能した2日間だった。又ラグビー見に行こーーーーっと。

 

S.O.バッハの部屋Ⅱ-19

2019/10/14


                   ラグビーワールドカップ観戦ツァーin北海道ーーーーーっ。

 カバフグは9月21日から23日まで札幌の札幌ドームでオーストラリアVSフィジー戦・イングランドVSトンガ戦をうちのおばさんとともに観戦してきました。

 朝8時羽田発のANAでフライト。9時半に新千歳につきJRに乗り約40分で札幌着。予約したホテルへ。着替えをして荷物を預けいざ札幌ドームへ。地下鉄東豊線で15分弱。電車を出たところから行列。行列。キックオフの2時間ぐらい前に入り口についても、スタジアムに入っても、ビールを買うのも長蛇の列。とにかく席に着くまで行列の中。

札幌ドーム全景.jpg

札幌ドーム入り口.jpg

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  席はというと、正面スタンド(来賓席・放送席のある方)の中央よりではあるが、列は74列。下から数えて74番目すり鉢の縁の端のところ。我々が席について一パイやっている頃ガイコツ人の夫婦がエッチラオッチラ上がってきて言った言葉が「オーーーっ。ベリーバック!!」奴らは2つ後ろの席。上り下りにとにかく息が切れるすごい席。フィールドがすべて頭を動かさず見ることができるが、虫かごの中で黄色と白の筋骨隆々の軍隊アリがごちゃごちゃと荒ぶって肉弾戦をやっている格闘技場にしか見えない。

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 フィールドは総天然芝。見事に仕上げている。この球場は本来野球場だが、ドームの外でこのフィールドを日下で養生していて、サッカー・ラグビーなどの時は、フィールド全体を一塊にして畳をズルズル引きずるようにドーム内へ引きずり込んでくる形式の物だ。
 観客はガイコツ人がほぼ半分。そのほとんどがオーストラリアン(奴らは冬にスキーに北海道に来る連中が多く慣れているらしい)。マンズ背が高い。アベレージが180オーバーぐらいか。2メーターぐらいの奴がゴロゴロいるのには驚いた。又ほとんどの奴らは体格もがっちりしていてそのまんまラガーマン。

 ワラビーズ(オーストラリア・6位)vsフライングフィジアンズ(フィジー・9位)

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 フィジーの選手たちはほとんどがイギリス・フランスのクラブティームの主力選手で日本ではそれほど知名度はないが、センター12・13・ウィング11・14の体のデカいことデカいこと、そしてとんでもなく足が速い。
 ワラビーズはほとんどが南半球のスーパーラグビーで主力メンバーでワラビーズと言う名前でも日本でも知名度があり個人的には、前回のワールドカップには白血病のため出場できず今回復帰してきたクリスチャン・リアリーファノ(10)、ポーコック(6),マイケル・フーパー(7)などカバフグも知っている選手もたくさんいる。
 入場とともに両国のナショナル・アンセムの合唱。ワラビーズの選手は場慣れしているのか涙はなかったが、フィジーの選手は感極まってむんずと唇をへの字に結んだり、歌いながら涙がこぼれないよう上を向いたり、優しい眼にいっぱい涙を溜め、こらえてもこらえても頬に伝わるしずくを拭わず唱いきる。これぞ正にワールドカップ。
  さていよいよ待望のフィジーの選手達のウォー・クライ(ハカとも言う。南半球のマオリ族に伝わる戦闘の前の踊り。自分たちを鼓舞し、相手を威嚇もするがリスペクトもするもの。ニュージーランド〈カ・マテ=コマーシャルでもやっている一番有名な奴。とカパ・オ・パンゴ=今回南ア戦で使用〉・フィジー〈シンビ〉・トンガ〈シピタウ〉・サモア〈シヴァタウ〉)。今回のツァーの一番楽しみにしていたものの一つだ。

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  フィジーのシンビは、相手に向かって縦棒が来るような【D】の字形に並び、縦棒の中央のものが指揮を執る。良く目にする迫力のあるオールブラックスのものに比べてだが思ったよりサラッとやっていた。少々拍子抜けだったように思う。
 13:45キック・オフ。試合が始まってみると、観客全員がワンプレー・ワンプレーに集中し静かに観戦していた。タックラーをはね飛ばしたり、2・3人を引きずって距離を稼いだり、ナイスタックルなどには、わき上がるように「ウァーーーッ!!」「ウォーーーッ!!」と歓声。実に正しい観戦だった。
 試合内容は、フィジーの11.12.14がボールを持った瞬間から観客が「ウァーーーッ」と沸く。特に11番がもって走り始めると正面から来たタックラーを逆に正面にはね飛ばす。ワラビーズのタックルは正に重戦車に無防備な歩兵が無謀にも正面突撃をするような観じ。この世のものとも思えない嘆息の「ウォーーーーーッ」。正にワールドカップ・ラグビーの醍醐味。
 さらにオープンスペースへボールを廻し始めるとさすがのワラビーズでも止められない。最後にボールを持ったものは、ボールを抱えてインゴールへ高く飛び逆エビぞりなりそのまま跳び込む。正にフライングフィジアン!!
  前半はほとんどフィジーが優勢で、後半もしばらくはその状態が続きアップ・セット(番狂わせ)もあるかと期待大だった。60分頃ワラビーズの執拗な攻撃に耐え切れず度重なる反則のあげく12番の反則をシン・ビンとしてイェロー・カードが出されてから一変した。その10分間の間に3トライ2コンバージョンを決められそこからはワラビーズの独壇場となった。あっという間に逆転されさらに追い打ちをかけられ万事休す。ノーサイドになってフィジーの選手が膝をつきなかなか立ち上がれない姿が印象的だった。結局39対21という結果だった。
 帰り道も行列。ホテルに帰り一休みして8時過ぎに町へ繰り出した。札幌市内も黄色いラグジャを着たガイコツ人が大騒ぎ。普段こんなに1都市でガイコツ人が大騒ぎをしている光景はお面に書かれないだろう。
  北海道ならではのマツシタガレイ・バフンウニ・本わさび巻きなどをウマウマし、焼酎の「鳥飼」の水割りでほろ酔いし満足の1日だった。

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